
空き家を放置する
とどうなる?維持
管理のポイント
近年、相続や住み替えなどをきっかけに、空き家を所有する方が増えています。
「今は使う予定がないから、そのままにしている」
「売るか貸すか決められず、とりあえず様子を見ている」というケースも少なくありません。
しかし、空き家は人が住まなくなることで建物の劣化が進みやすく、放置期間が長くなるほど管理の負担やリスクが大きくなります。
「まだ使う予定がないから大丈夫」と思っていても、気付かないうちに資産価値が下がってしまうこともあります。
今回は、空き家を放置することで起こりやすい問題や、建物を良い状態で維持するためのポイントについて分かりやすくご紹介します。
◆空き家を放置すると起こりやすいリスク
● 建物の劣化が早まる
人が住んでいる住宅は、窓を開けて換気をしたり、水回りを使ったりすることで自然と建物の状態が保たれています。
一方、空き家になると空気の流れがなくなり、湿気がこもりやすくなります。
湿気はカビや結露の原因となるだけでなく、木材の腐食やクロスの剥がれなど、建物全体の劣化を早める要因になります。
また、小さな雨漏りや外壁のひび割れなども、人が住んでいないと発見が遅れやすく、気付いた頃には大きな修繕が必要になるケースもあります。
●雑草や庭木が近隣トラブルにつながる
庭の雑草や植木は、思っている以上に成長が早いものです。
放置すると道路にはみ出したり、隣地へ枝が伸びたりして近隣への迷惑となる場合があります。
また、落ち葉による排水の詰まりや害虫・害獣の発生、景観の悪化などもトラブルの原因になります。
空き家は地域の一員でもあります。
周囲へ配慮した管理を行うことは、良好な近隣関係を保つことにもつながります。
●防犯面のリスクが高まる
人の出入りがない住宅は、不審者の侵入や不法投棄の対象になることがあります。
郵便物がポストに溜まったままになっていたり、庭の手入れがされていなかったりすると、「管理されていない家」という印象を与えてしまいます。
定期的に見回りを行い、建物に人の気配を感じられる状態にしておくことが、防犯対策としても効果的です。
●売却時の価値に影響することも
建物の管理状態は、将来売却を検討した際にも大きく影響します。
同じ築年数の住宅でも、適切に管理されてきた家と、長期間放置されていた家では購入希望者の印象が大きく異なります。
建物の傷みが少なければリフォーム前提でも購入を検討してもらいやすくなりますが、劣化が進んでいる場合は修繕費を見込んで査定額が下がることもあります。
資産価値を守るためにも、日頃の管理はとても重要です。
【市町村別 オススメ物件】
◆ 空き家を放置すると費用が増える理由
「今は住む予定がないから」「時間ができたら片付けよう」と考えているうちに、空き家の状態は少しずつ変化していきます。
例えば、小さな雨漏りであれば早めの修理で済むこともありますが、長期間放置すると天井や壁だけでなく、柱や土台まで傷み、大規模な修繕が必要になるケースもあります。
また、シロアリや害虫の被害は目に見えない場所で進行することが多く、発見が遅れるほど修繕費用が高額になる可能性があります。
さらに、雑草や庭木の手入れを長期間行わないと、一度に整備するための費用も大きくなりがちです。
定期的な点検や管理は手間に感じるかもしれませんが、結果として将来の維持費や修繕費を抑えることにもつながります。
◆維持管理で意識したいポイント
●定期的に換気を行う
室内の湿気を逃がし、カビや結露を防ぐためにも、定期的な換気を行いましょう。
できれば複数の窓を開け、空気の通り道を作ることで効率よく換気できます。
●通水を行う
長期間水を使わないと、排水トラップの水が蒸発し、臭いや害虫が室内へ入りやすくなります。
キッチンや洗面所、お風呂、トイレなどの蛇口から定期的に水を流しておくことをおすすめします。
●庭や外回りを点検する
雑草や庭木の管理だけでなく、
・屋根材のズレ
・雨どいの詰まり
・外壁のひび割れ
・フェンスの破損
なども定期的に確認しておくことで、大きな修繕を未然に防ぎやすくなります。
●郵便物をためない
ポストに郵便物やチラシが溜まると、長期間不在であることが分かってしまいます。
定期的に回収し、必要に応じて郵便物の転送サービスを利用するのもよいでしょう。
◆「空家等対策特別措置法」とは?
全国的に空き家が増加していることを受け、「空家等対策特別措置法」により、空き家の所有者には適切な管理が求められています。
特に、倒壊のおそれがある、衛生上問題がある、景観を著しく損ねているなど、周囲へ悪影響を及ぼす空き家は「特定空家等」に認定される可能性があります。
また、管理が十分でない空き家は「管理不全空家等」と判断され、行政から助言や指導、勧告などを受ける場合があります。
勧告を受けた場合には、住宅用地に適用されている固定資産税などの特例措置の対象外となる可能性があり、税負担が増えるケースもあります。
空き家を所有しているだけですぐに問題になるわけではありませんが、建物を適切に管理し、必要に応じて売却や活用を検討することが大切です。
◆遠方に住んでいる場合の管理方法
相続などで空き家を取得したものの、現在は遠方に住んでいて頻繁に見に行けないという方も少なくありません。
そのような場合は、定期的に現地を訪れて換気や通水、庭の手入れを行うことが理想ですが、難しい場合は空き家管理サービスを利用する方法もあります。
管理サービスでは、建物の見回りや室内の換気、郵便物の確認、庭木や雑草の状況確認などを代行してくれるため、遠方でも安心して建物を管理できます。
また、近隣の方と連絡が取れる関係を築いておくことで、台風や強風のあとなどに異変があれば早めに知らせてもらえることもあります。
長期間利用する予定がない場合は、「管理を続ける」のか、「売却する」のか、「賃貸として活用する」のかを早めに検討することで、建物の状態が良いうちに選択肢を広げられるでしょう。
◆管理が難しい場合は専門家へ相談を
空き家の管理が負担になっている場合は、一人で悩まず不動産会社へ相談することも大切です。
物件によっては、
* 売却したほうが良いケース
* リフォームして活用できるケース
* 賃貸として貸し出せるケース
* 解体して土地として活用したほうが良いケース
など、状況に応じた選択肢があります。
地域の市場や建物の状態を踏まえて判断することで、ご自身に合った方法を見つけやすくなります。
◆まとめ
空き家は、人が住まなくなることで少しずつ劣化が進みます。
定期的な換気や通水、庭木の管理、建物の点検などを行うことで、将来的な修繕費を抑え、資産価値を維持しやすくなります。
また、適切な管理は近隣への配慮や防犯対策にもつながります。
「まだ使う予定がないから」と放置するのではなく、管理を続けるのか、売却するのか、活用するのかを早めに考えることが大切です。
リフラット不動産では、東金市・九十九里町・山武市などを中心に、空き家の売却や活用方法のご相談を承っております。
「相続した空き家をどうしたらいいか分からない」
「遠方に住んでいて管理が難しい」
といったお悩みも、お気軽にご相談ください。
地域密着の不動産会社として、お客様一人ひとりの状況に合わせたご提案をいたします。
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