
住宅ローンの返済
方法は2種類!
元利均等返済と
元金均等返済を
わかりやすく解説
住宅ローンを検討していると、「変動金利」「固定金利」といった金利タイプに目が向きがちですが、実は返済方法にも種類があることをご存じでしょうか。
住宅ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。
どちらを選ぶかによって、毎月の返済額や総返済額が変わるため、住宅ローンを選ぶ際には金利だけでなく返済方法についても理解しておくことが大切です。
今回は、それぞれの特徴や違い、どんな方に向いているのかをわかりやすくご紹介します。
◆元利均等返済とは?
元利均等返済とは、毎月の返済額(元金+利息)がほぼ一定になる返済方法です。
例えば、毎月8万円返済する住宅ローンであれば、返済期間中は金利が変わらない限り、毎月ほぼ同じ金額を支払います。
ただし、毎月の返済額は一定でも、その内訳は少しずつ変化しています。
返済を始めたばかりの頃は利息の割合が多く、元金の減り方はゆるやかです。
返済が進むにつれて利息の割合が減り、元金を返済する割合が増えていきます。
●元利均等返済のメリット
・毎月の返済額が一定なので家計管理がしやすい
・将来の支出を計画しやすい
・多くの金融機関で採用されている一般的な返済方法
●元利均等返済のデメリット
・元金の減り方がゆるやか
・元金均等返済と比べると、総支払利息が多くなる傾向がある
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◆元金均等返済とは?
元金均等返済は、毎月返済する元金を一定額にし、その時点のローン残高に応じた利息を加えて返済する方法です。
返済開始直後は住宅ローン残高が多いため利息も多くなり、毎月の返済額は高くなります。
しかし、返済が進むにつれて元金残高が減るため、支払う利息も少なくなり、毎月の返済額は少しずつ減っていきます。
●元金均等返済のメリット
・元金が早く減る
・支払う利息を抑えやすい
・総返済額が元利均等返済より少なくなるケースが多い
●元金均等返済のデメリット
・返済開始当初の負担が大きい
・収入に余裕がないと家計への負担を感じやすい
◆元利均等返済と元金均等返済の違い
それぞれの特徴を簡単にまとめると、次のようになります。
●元利均等返済
・毎月の返済額がほぼ一定
・家計の管理がしやすい
・返済開始当初は利息の割合が多く、元金の減り方はゆるやか
・総支払利息は元金均等返済より多くなる傾向がある
●元金均等返済
・毎月返済する元金は一定
・返済開始当初の返済額は多い
・返済が進むにつれて毎月の返済額は少しずつ減る
・元金が早く減るため、総支払利息は少なくなる傾向がある
このように、それぞれに特徴があります。
「毎月の返済額を一定にして家計管理をしやすくしたい」という方には元利均等返済が向いており、「返済開始当初の負担が大きくても、総返済額を抑えたい」という方には元金均等返済が向いているといえるでしょう。
◆どちらを選ぶ人が多い?
一般的には、元利均等返済を選ぶ方が多い傾向があります。
毎月の返済額が一定なので家計の見通しが立てやすく、教育費や生活費など将来の支出も管理しやすいためです。
一方で、収入に余裕があり、「できるだけ利息を抑えたい」「早く元金を減らしたい」という方は、元金均等返済を選ぶケースもあります。
また、金融機関によっては元金均等返済を取り扱っていない場合や、選択できる条件が異なることもあります。
住宅ローンを比較する際は、金利だけでなく返済方法についても確認しておくと安心です。
どちらが正解ということではなく、ご自身のライフスタイルや家計に合った返済方法を選ぶことが大切です。
◆金利だけでなく返済方法にも注目しましょう
住宅ローンを比較するときは、どうしても「金利が何%なのか」に目が向きがちです。
もちろん金利は重要ですが、それと同じくらい返済方法も住宅ローン全体に影響します。
例えば、同じ借入額・同じ金利でも、返済方法が異なれば毎月の返済額や総返済額が変わることがあります。
住宅ローンは長期間返済を続けるものだからこそ、自分に合った返済計画を立てることが安心につながります。
住宅購入後の生活を無理なく続けるためにも、「毎月いくら返済するか」だけでなく、「その返済方法が自分のライフプランに合っているか」という視点も大切にしましょう。
◆まとめ
住宅ローンには、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類の返済方法があります。
毎月の返済額を一定にして家計管理をしやすくしたい方は元利均等返済、返済開始当初の負担が大きくても総支払額を抑えたい方は元金均等返済が一つの目安になります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、ご自身の収入や将来のライフプランを踏まえて選ぶことが大切です。
住宅ローンは「金利」だけでなく、「返済方法」にも目を向けることで、より納得のいく資金計画を立てることができます。
マイホームは購入して終わりではなく、その後の暮らしが長く続きます。
無理のない返済方法を選び、安心して新しい生活をスタートさせましょう。
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