
実家をどうするか
考え始めたら
最初にやること
親が高齢になってきた。
空き家になって数年が経った。
固定資産税の通知が届くたびに、少し気になる。
「そろそろ実家のことを考えないと」
そう思った時、多くの方がまず迷うのは“売るか、残すか”という大きな選択です。
けれど実務では、いきなり結論を出す必要はありません。
大切なのは、順番です。
■ 最初にやるべきことは「現状の整理」
まず確認したいのは、感情ではなく事実です。
・名義は誰になっているか
・共有名義ではないか
・住宅ローンは残っていないか
・固定資産税はいくらか
・建物の築年数と状態
・境界は確定しているか
特に名義は重要です。
相続登記が済んでいないケースも少なくありません。
2024年から相続登記は義務化され、正当な理由なく放置すると過料の対象になる可能性もあります。
まずは、法務局で登記簿を確認する。
これが現実的な第一歩です。
■ 空き家を「持ち続ける」コスト
「とりあえずそのままにしておく」
この選択も間違いではありません。
ただし、空き家には見えにくいコストがあります。
・固定資産税
・火災保険
・草木の管理
・屋根や外壁の劣化
・給湯器や配管の老朽化
そしてもう一つ、見落とされがちなのが所有者としての管理責任です。
老朽化した屋根材や外壁が落下して通行人にけがをさせてしまった場合、倒木が隣家を傷つけてしまった場合など、状況によっては損害賠償責任が生じる可能性があります。
さらに、管理状況によっては住宅用地の軽減措置が外れ、固定資産税の負担が大きく増える可能性もあります。
感情的には残したい。
でも、維持できるのか。
ここは冷静に計算してみることが大切です。
■ 売却を考えるなら、税金も整理する
実家を売却する場合、気になるのが譲渡所得税です。
相続した不動産には、3,000万円特別控除(一定要件あり)取得費加算の特例など、条件を満たせば税負担を軽減できる制度があります。
ただし、
・相続開始から3年以内
・耐震基準を満たしているか
・解体が必要か
など細かな要件があり、タイミングを誤ると適用できないこともあります。
税金は後からやり直せない部分。
売却を決める前に、方向性だけでも確認しておくと安心です。
■ リフォームという中間選択
売却か保有か、二択ではありません。
・最低限の修繕をして賃貸に出す
・売却前に給湯器などの設備を更新する
・解体して更地にする
実家の状態や立地によって、選択肢は変わります。
例えば、築40年の木造住宅。
そのままでは内見が入りにくい場合でも、
・水回りの清掃
・クロスや床など内装の整え
・給湯器の点検・交換
・不要物の整理
これだけで印象が大きく変わることもあります。
築年数によっては旧耐震基準(昭和56年6月1日以前の建築)の可能性があり、購入検討者の安心感や売却価格にも影響します。
大切なのは「いくらかけるか」ではなく、「どう出口を考えるか」です。
■ リフラットができること
リフラットは地域に根差し、戸建・マンション・土地の売買を専門に扱っています。
査定は無料で、実家の状態を確認し、
・そのまま売却する場合
・解体した場合
・一部整えてから売却する場合
それぞれの見え方を整理できます。
不要になった空き家のご相談も歓迎で、すぐに売却を決める必要はありません。
また、リフォーム部門と連携し、必要最低限の整え方や設備更新なども含めてご提案しています。
■ 最初にやることは「決めること」ではない
実家の問題は、お金だけでなく、思い出も関わります。
だからこそ、焦らなくていい。
最初にやることは、売ると決めることでも、残すと決めることでもありません。
現状を整理し、数字を確認し、選択肢を並べること。
そこから、はじめて判断ができます。
実家のこれからを考え始めたら、まずは静かに、事実を確認するところから。
それが、後悔しない第一歩です。
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