
いなくても
告知は必要?
基本の考え方
-更地でも問われる
「伝える責任」とは -
不動産の売却において「告知」と聞くと、建物に関する不具合や過去の出来事を思い浮かべる方が多いかもしれません。
では、建物が建っていない“更地”の場合はどうでしょうか。
「何もないのだから伝えることもないのでは」と感じる方もいらっしゃいます。
しかし実際には、建物の有無に関わらず、告知が必要となるケースは存在します。
今回はまず、“軸となる考え方”に絞って整理していきます。
なお、こうした判断に迷いやすいケースについては、次回もう少し掘り下げてみたいと思います。
◆更地でも告知が必要な理由
告知の本質は、「建物の情報を伝えること」ではなく、取引の判断に影響する事実を伝えることにあります。
つまり、土地の状態や過去の経緯によって、買主様の判断に影響を与える可能性があるのであれば、それは告知の対象となり得ます。
たとえ建物が解体されていたとしても、「何もなかったことになる」わけではないという点が重要です。
◆判断基準は「影響があるか」
実務上の判断軸はとてもシンプルで、
“その情報が、買主様の意思決定に影響するかどうか”
ここに集約されます。
・購入をためらう可能性がある
・価格の判断に関わる
・将来的な利用に不安が出る
こうした影響が考えられる場合には、建物が現存していなくても、告知を検討する必要があります。
【市町村別 オススメ物件】
◆代表的な例に軽く触れておくと
例えば、過去にその土地で
・人の死に関わる出来事があった場合
・火災などの事故があった場合
これらは、建物がすでに存在していなくても、心理的な影響を含めて、判断材料となる可能性があります。
ただし、どこまでが告知対象となるのか、どのように伝えるべきかは、ケースごとの判断が必要です。
こうした判断は、単純に線引きできるものばかりではありません。
だからこそ、「何が正しいか」だけでなく、どう受け止められるかに目を向けることが、ひとつのヒントになるように感じます。
◆まとめ
建物が建っていないからといって、告知の必要がなくなるわけではありません。
大切なのは、
「その情報が、これから購入を検討する方にとって意味を持つかどうか」という視点です。
告知は、トラブルを避けるためだけでなく、納得できる取引につなげるための大切なプロセスでもあります。
次回は、人の死や火災、近隣トラブルなど、実際に悩まれることの多い具体的なケースについて、もう少し踏み込んで整理していきます。
◆リフラットからの一言
「伝えるべきか迷うこと」こそ、不動産の現場ではいちばん判断が難しい部分かもしれません。
正解がひとつに決まらないからこそ、大切なのは“どう見られるか”ではなく、“どう受け取られるか”に目を向けること。
小さな違和感をそのままにしないことが、結果として、納得できる取引につながっていくように感じています。
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